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Original Intellectual Record Shop COOL HAND are go!
COOL HAND

古物商許可番号
第731269400017号
(広島公安委員会)

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History Of Cool Hand Mail Order List
 SEARCH PARTY の SEALED と SESAME STREET の SEALED を
一緒に掲載するようなバカな通販リストだった。
 
そういえば NICHOLAS GREENWOOD の MINT COPY なんかも掲載してたな。
いまじゃ滅多に出てこないイギリスのレア盤の美品も多数掲載。
 
 以前未発表に終わった CONCEPT MAIL ORDER LIST 「本当に駄目な僕」について。
 先ず掲載する SINGLE を ALBUM 同様に A-1 から A-6 / B-1 から B-6 まで SECTION
 で分けてテーマを持たせた。各セクションには案内地図が付いていて、その地図そのものが
 風景画や抽象画になり一枚一枚を想像させるものになっていた。
 そこに体験記と物語を掲載して一枚を KEY WORD に想像の旅が出来るようになっていた。
 その為の選別は私自身の判断とデータを基にしたもので出来る限り共感を得て貰えるように
 分けていった。それは物語を読むように SECTION 別に始まりと終りがあって、文庫本に
 例えると CHAPTER 1 CHAPTER 2 と第一章から第12章まで続く内容だった。
 CONCEPT そのものは音楽の歴史みたいなもので実際多くの人々が求める RECORD とは
 いつ、どんな背景で製作された物かを紐解く内容だった。
 ある意味で時代を飛び越えて同じ種子から発生したルーツを探る意味も持たせた選出だった。
 それを漠然と眺めれば価格帯の差の原因はどこにあるのかも確認出来る内容で、
 文化そのものの流れと伝承中に生まれた異なる遺伝子も理解出来る内容だった。
 リスト の CONCEPT そのものを ALBUM 作品として見るのなら LIST の表紙と裏表紙が
 ALBUM COVER に相当し、手に持つ感触そのものを感じて貰う編集だった。
 その為に過去 LIST で使われたデータそのものを通常の通販リストデータと特別編集のデータ
 の二つに分ける事になり私自身は完成までに二種類のリストデータを頭で把握していないと
 いけない状況だった。

これが幻に終わったコンセプトリストの表紙。(K画伯の作)
 
 複雑で困難な作業だけど、完成させる自信はあったので我武者羅になって編集に打ち込んだ
 結果大まかに完成させた時点で気持ちが到達感に達してしまった。
 そして燃え尽きて完全燃焼してしまった。集約していく商品の水準の高さと隙間すら存在しない
 密度の高さ故にどこかで AMUSEMENT (娯楽) を持たせようと、会員であり友人のK画伯に
 依頼して挿絵を完成させようとした。
 一度燃え尽きた私の心をもう一度編集に向かわせようと気力を振り絞って立ち上がろうとした
 矢先に例の大地震が広島で起こった。強烈な地震の後に襲い来る終りなき不安と緊張がリスト
 の持つ娯楽性を失わせたのは言うまでも無い。
 そこから一気に完成を急いだリストの内容はとても会員の方々にお見せ出来るものではなく、
 このレコード絵巻物語は曼陀羅のように複雑かつ絢爛でありながらも、人間のカルマや
 輪廻転生をも感じさせ不快な気持ちすら感じる作品になった。
 例えて言うなら ODESSEY AND ORACLE の ART がウルトラセブンの始まる前の冒頭の
 ぐにゃぐにゃとした場面に変わって行き、内容そのものが強い自虐の念で FOREVER AMBER
 - THE LOVE CYCLE へと変化して廃人になって行くもので、読む人を突き放した形で
 私個人が「本当に駄目な僕」を悟り完結するのだ。
 勿論会員の中には女性も多いので楽しめる内容に編集しようと努力してみた。
 しかし現実にリストを手にした人は各パートの A TO Z で ORDER してくれたら良いのだが
 消費者としての選択は、それとは関係なく RANDOM ORDER をしてくるだろうし、こちらの
 在庫確認も店頭の A TO Z で調べなければならない。
 これだと FAX ORDER を完全優先させる結果となり、なんらかの差別を感じ会員の中には
 ストレスを感じる人もいるかもしれない。
 結果的にこの CONCEPT LIST での売上は最悪になり、それが理由で製作者としての私の
 意欲も終焉に向かい、通販リストの中止を考えなければいけなくなるだろう。
 それら全ての理由によって CONCEPT MAIL ORDER LIST 「本当に駄目な僕」は中止する
 事にしました。


 これがコンセプトリストの挿絵の一部(K画伯の作)
 
我々にとって一番好ましい集約方法とは FORMAT 別の A TO Z であって MUSIC STYLE
 の選別ではないのです。しかし消費者の趣向に応じた選択肢で、一般的ではない OBSCURE
 な BOSSA であったり SOUL MUSICIAN と呼ばれない人達の SOUL MUSIC を編集する
 事で固定概念への疑問を投げかけたものです。それらにすら流れや理由が存在する事を
 知って貰う為の GUIDE LINE を作ろうと CONCEPT LIST を発案したのでした。
 しかし実際この事柄を読んで気持ち良くなれる人はいないでしょ?
 やはり BEACH BOYS - SMILE は完成されなくて良かった ALBUM なんですね。
 勿論、当店の CONCEPT MAIL ORDER LIST も幻に終わって正解だったのです。
 でね、これって製作者のエゴでしょ? BRIAN WILSON の言っていたエゴって、ある意味で
 人間全てに当てはまる KEY WORD だと思いません?
 そんな発案者の状態を見て「作品に AMUSEMENT が無い」と却下した CAPITOL は正しい
 ですね。話が深くて濃いかもしれないけど私は二十歳でその部分に触れてしまったんです。
 それも以前お伝えしたようにとてもどろどろとした人間関係の中で。
 もし自分のエゴを捨てきれずに湾岸戦争に参加していたら私は自分のエゴの完結を求めた
 行為に出ていたかもしれません。自分が強くなれば人に頼らなくても良いとだけ思っていたら
 信頼関係は与えるだけの一方通行の関係だけで終わっているでしょう。
 だから私は通販リストを無料にし、そして RECORD を配給し会員の方々からお金を頂く事で
 50 / 50 の関係を保ちたかったのです。
 昔多くの人は笛吹き男のもとに集まっていた、我々は方法論として COOL HAND 上で是非を
 唱えた。どうやって、どうすれば、何を、どのようにと方法を考えた結果が以前の通販リストで
 あり、それが答えです。
 非常に抽象的な表現だけど通販会員だった人達なら解ってくれるよね?
 本来なら通販である限りはテーマは紙面の上にあって、また成長に応じて購入の選択にも
 各自のテーマがあるように見受けられます。だから会員の方々を突き放すような自分の
 エゴや、個を表現するリストであってはいけないと思ったのです。
 また通販リストでの利益は通販リストに還元すべきでカラーページ印刷や紙の向上等も含め、
 伝えやすさを優先させなければいけませんから回を重ねるごとに豪華ガイドブックのように
 なっていきました。
 今では多くの人達が「COOL HAND の通販リストは全て伝説の通販リストでしたよ」
 と言ってくれるが現場では戦いの歴史だった。文字を打ち込む事は苦ではないが、オーダーが
 始まると店内は戦場と化した。一度電話が鳴ると夜遅くまで電話の応対は続き耳穴から汗が
 零れ落ちる事もあった。会員の方々はやっとの思いで電話が通じると「やっとつながりました。
 竹内さん、逃がしませんよお」と1回のオーダーにつき2〜3時間ぐらい私を独占する。
 尿意にかられる私は苦悶の表情で、我が蛇口を押さえながらオーダー受付&在庫確認をする。
 やっと電話を切ってくれたのでトイレにいこうとすると電話が鳴り、条件反射的に応えてしまう。
 今度は便意が肛門括約筋を刺激しはじめ、鬼のような形相でオーダーを受け在庫確認をする。
 電話を切ったと同時に電話が鳴り、受話器を取らずに見ていたらファックスを受信しはじめた。
 まるで絵巻物のように長い長いロールペーパーが出てきて呆気にとられた。友禅流しでも
 こんな長いものはないだろう。凄まじいオーダーの数をファックス用紙に列記してる。
 私の膀胱は破裂寸前に至っていたが電話のベルが鳴り、咄嗟に受話器を取ってしまった。
 内心「ああ取るんじゃなかった」と思ったら「すいません、そちらにブルースマングースの在庫
 ありますか」と尋ねられ「それを言うならブルーズマグースだろうが。。。」と呟きながら私は
 失禁してしまった。濡れた股間のまま呆然と立ち尽くす私。
 外ではオープンしたばかりのパチンコ屋の宣伝カーが「ジャンジャン出しますよ〜〜っ」と
 走りまわっていた。

 
 深い森へと続く
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